そばは江戸時代より引っ越し、棟上げ、晦日と物事の始めや終わりに食べる風習がありました。昔は金を扱う職人にとって、そばは隠れた大切な道具でした。それというのも、そばがきは熱湯でそばを練ると、餅のように粘り気があったのです。その粘着性を利用して、飛び散った金箔を集めたのです。それゆえにそばは金を集める縁起物とされ、そばの姿形や語呂合わせから、「細く長くいつまでもあなたの側に置いておつきあい下さい」などの意味も加えられて喜ばれてきました。
また、昔からそばを常食していた山村に長寿の人が多いと言われるのはなぜでしょうか。そばは、たん白質、ミネラル、ビタミン等の栄養が豊富で特に成長を促し老化を防ぐ作用のあるビタミンEが多く含まれています。また、血管を強化するルチンは穀物の中でもそばだけに含まれるものです。健康、長寿、金運に恵まれた縁起の良いおそばを、当嶺久庵でご賞味いただきたいと存じます。
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